求刑どおりの実刑判決
「下手な芝居やめろ」と裁判長が一喝 生活保護費詐取に懲役4年
全盲の視力障害1級を装って生活保護費の加算金など計約540万円相当を不正受給したとして、詐欺罪に問われた無職、丸山伸一被告(51)に対し、札幌地裁は6日、求刑通り懲役4年の判決を言い渡した。
求刑どおりの判決です。
一般的には、初犯ならという条件つきですが、被害金額約540万円の詐欺で懲役4年の求刑自体が少し重いかなと感じましたが
判決理由で嶋原文雄裁判長は「視力障害1級の認定後に運転免許を更新するなど日常生活に支障のない視力があった。福祉を食い物にした」と批判。法廷でよろけるなどあくまで全盲として振る舞う丸山被告に対し、最後に「下手な芝居はやめなさい」と一喝した。
求刑どおりというのも分かる気がします。
捜査段階では容疑を認めていたそうですから、全盲でないことについては、免許更新以外にもそれなりの裏付け証拠があると思います。
にもかかわらず法廷で猿芝居をしたということになれば、反省の念まったくなし、再犯の恐れ極めて大ということになって、情状的には最悪ですね。
求刑どおりの判決というのはあんまりないんですよ。
モトケン (2008年11月 6日 14:02) | コメント(18) このエントリーを含むはてなブックマーク (Top) 引用:求刑どおりの実刑判決 - 元検弁護士のつぶやき
2013年2月25日月曜日
求刑どおりというのも分かる気がします。<元検弁護士のつぶやき>
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