ヤメ検の私と共通する経験をされているので、私から見て共感できるところが多
い<元検弁護士のつぶやき>
法廷にはドラマがある(続き)
実は、「法廷にはドラマがある」を書いたときは出かける直前でして、ジェイさんのブログの最近の記事しか読まずに書いたもので、ジェイさんも「ドラマ」ということ言葉を使っておられるのを知りませんでした。
移動中に携帯でジェイさんのブログを最初から読みまして、とても共感しました。
共感を超えて、言葉の裏にある心理まで見える気がしました。
何でこんなに共感できるのだろうと考えてみたところ、はたと思い当たりました。
少年審判には検察官がいないのです(最近は検察官が関与する場合がありますが例外的でしょう)。
検察官がいないということは、裁判官が検察官の役割も担わなければならないことになります。
それで、ヤメ検の私と共通する経験をされているので、私から見て共感できるところが多いのだろうと思いました。
ここまで読んで違和感を覚えられた方もかなりおられると思います。
多分それは、検察官の仕事や役割についてご理解を得られていないからだろうと思っています。
検察官は、何も被疑者被告人を糾弾したり批判または非難するばかりではないのです。
検察官も犯人の更生を願っているのです。
私が見た刑事法廷のドラマについては、あらためて書いてみたいと思います。
モトケン (2005年10月30日 23:10) | コメント(2) このエントリーを含むはてなブックマーク (Top)
コメント(2)
No.1 ジェイ さん | 2005年10月31日 20:54
はじめまして。
なんだか身にあまるお言葉をいただいた気がします。
ありがとうございます。
深く考えたことはなかったですが、少年審判には検察官がいないというくだり、そのとおりだと思います。
これからもちょくちょくおじゃまさせてください。
No.2 モトケン さん | 2005年10月31日 22:16
ジェイさん
大歓迎です。
ジェイさんのブログの記事も楽しみにしています。
引用:法廷にはドラマがある(続き) - 元検弁護士のつぶやき
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