検事の無責任、無能をさらけ出す以外の何物でもありません。OBとしてほんと恥
ずかしいです<元検弁護士のつぶやき>
ちょっと信じられないですが
起訴状へのクレーム・質問は起訴検事に言ってください。 ←「奥村弁護士の見解」から
これを読んでびっくりしました。
訴因特定について、裁判所から疑問が出て、弁護人からは特定のアイデアを出しているのに対して、公判立会検事の台詞。
だそうです。
公判立会検事というのは、裁判を担当する検事で、東京、大阪などの大都市の検察庁では起訴検事と別の検事が担当します。
そして公判立会検事は、警察や起訴検事に仮に不手際があったとしてもそれを全部引き受けて適正な判決に向けた公判活動を行う責任があります。
検察庁の執務室で愚痴を言うのはかまいませんが、法廷で裁判官や弁護士の目の前で、「起訴状へのクレーム・質問は起訴検事に言ってください。」などというのは、公判立会検事の無責任、無能をさらけ出す以外の何物でもありません。
OBとしてほんと恥ずかしいです。
奥村先生があきれられたのはよくわかりますしそれは当然のことですが、裁判官がどんな反応を示されたのか興味があります。
私としては、その検事を思いっ切り叱責していただきたかったと思います。
「それならあなたはもう法廷に来なくていい。次回からは起訴検事に立会してもらいたい。」
くらいのことは言ってほしいです。
この件については落合先生もコメントしておられまして、屋上屋を重ねるきらいがありますが、今日、一期先輩の検事に野暮用で電話したところ、私のブログを見ていると言ってましたので、既に若手を指導する立場にある先輩検事にも知ってもらいたく書かせていただきました。
モトケン (2005年12月22日 16:37) | コメント(5) | トラックバック(1) このエントリーを含むはてなブックマーク (Top)
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引用:ちょっと信じられないですが - 元検弁護士のつぶやき
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