2013年2月17日日曜日

こんな不勉強者が大きな顔をして司会をしているところが、今のワイドショーの レベル<元検弁護士のつぶやき>



光市弁護団と死刑廃止論

 今日のスーパーモーニングで、女性司会者(名前は忘れた)が、いまだに弁護団の弁護方針と死刑廃止論を結びつけているのにあきれた。

 死刑廃止論というのは、どんな極悪非道、残虐無比、人非人の被告人が数百人を犯しまくって殺しまくったとしても死刑には処すべきではないという考え。
 つまり、制度、刑罰としての死刑否定論のこと。

 しかし、光市弁護団の主張は、殺意を否認してせいぜい傷害致死だという主張なのであるから、その事実主張を前提にすれば被告人は現行法においても死刑にすることができないという主張なのであって、死刑廃止論が問題になる余地のない主張なのです。

 要するに、あの女性司会者は、死刑廃止論のなんたるかを理解せず、当然弁護団の主張と死刑廃止論との関係もわからず、そもそも「論」というものを理解していない不勉強の極みの人間と言わざるを得ない。
 こんな不勉強者が大きな顔をして司会をしているところが、今のワイドショーのレベル。

 誰か教えてやる奴はおらんのかな。
モトケン (2007年9月28日 10:02) | コメント(127) このエントリーを含むはてなブックマーク  (Top)

引用:光市弁護団と死刑廃止論 - 元検弁護士のつぶやき


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