このような発信力は単なる権威(中身のない権威)を崩壊させる力も持ち得るようです<元検弁護士のつぶやき>
逆転現象
Matimulogから blog:柳美里の件
タイトルは「柳美里の件」ですが、批判対象は週刊誌などのマスメディア、さらには権威一般です。
少なくとも、新聞記者にせよ週刊誌記者にせよテレビ記者にせよ、その取材方法から対応まで、取材対象から逆に監視され公開されることは覚悟しておいた方がよい。
個人の情報発信力はまだまだマスメディアに及ばないと思いますが、一矢を報いる程度の力はあるように思います。
もちろん、相手と場合によっては一矢を報いると100万本くらい返って来る可能性がありますが、腹を決めればマスメディアだって全くの無傷というわけにはいかないと思いますので、インターネットの発信力は一つのチェックアンドバランスの機能を果たすようになってきているのかも知れません。
そして、このような発信力は単なる権威(中身のない権威)を崩壊させる力も持ち得るようです。
そのような監視され公開されるリスクは、今まで相手にメディアがなくて泣き寝入りを強いてきたあらゆる職業(専門家とか教師とか)にいえることでもある。
もちろん、弁護士、検事、裁判官にもいえることですね。
モトケン (2008年2月16日 00:52) | コメント(7) このエントリーを含むはてなブックマーク (Top)
引用:逆転現象 - 元検弁護士のつぶやき
コメント欄から
No.4 廣野秀樹 さん | 2008年2月16日 19:16
エントリのタイトルと内容にギャップを感じましたが、なるほどという気がしてきました。
「窮鼠、猫を噛む」という言葉を思い浮かべましたが、リンク先の情報を読んだところ、猛女という印象で、日本にもやはりこいう人がいるのかと感じました。
検察官の取調べ状況を録音して、反撃に使った例も出ていますが、情報機器、情報通信の発達は、確かにこの先も世の中を変えていくのかもしれません。
諸刃の剣ということもありそうです。
こちらのブログでも度々取り上げられている志布志冤罪事件でも、マスコミ関係者が取材対象の人に、台本のようなメモを渡し、そのまま読み上げるように指示したと、以前どこかのブログで見た覚えがあります。もう2年近く前かもしれません。
いろいろ参考になる問題です。
引用:逆転現象 - 元検弁護士のつぶやき
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