2013年2月18日月曜日

何を言っても許され、言いたい放題であれば、その言い分の信憑性についての価値〜廣野秀樹



No.2 廣野秀樹 さん | 2007年9月 8日 00:41

 何を言っても許され、言いたい放題であれば、その言い分の信憑性についての価値も全体なレベルが低下し、羮に懲りて膾を吹くという過ちが起こり、真のえん罪を生む土壌にもなりうるのではないでしょうか。
 掘り起こされ、精査されることなく排除される事実が増え、そこから生じた不手際を逆手に検察や、裁判所をなじる向きもあるような。
 「裁判官が日本を滅ぼす」とか元裁判官の「狂った裁判官」という本も出ているぐらいですから。
 逆に正当な事実の証明が、著しく困難になり、ハードルも高くされているような気もします。
 それと、どこかの検事長だったかが、百人か千人の犯罪者を逃しても、一人の無辜を罰することなかれ、などという名言を残したそうですが、調査力や判断力を磨いた方が良さそうな。紛い物を容易に混じり込ませれば、間違いは簡単に起こりうるでしょう。
 これは単純な工場作業でも同じことで、はじめから分かり切った経験則です。プログラムの世界でもバグ(欠陥)は常識という大前提があるはずです。特別優秀な頭脳の持ち主か、そう思いこんでいる人であれば、話は別なのかもしれませんが、「万死に値する」などと軽々にいう政治家に似ていますね。
 国民をなめ腐った詭弁ですよ。

引用:刑事弁護について - 元検弁護士のつぶやき


送信者 元検弁護士のつぶやき

0 件のコメント:

コメントを投稿