国選弁護士の報酬が安すぎるという問題もあることを指摘しておきます。<元検
弁護士のつぶやき>
消極的な弁護?
「国選弁護人、何もせず」富山冤罪の日弁連調査で柳原さん(やふーニュース 読売新聞配信)
柳原さんは、2002年4月の逮捕直後に行われた1回目の接見について、「弁護士なら助けてくれると思い容疑を否認した。『調査する』と言ってくれたが、その後、何の連絡もなく、次の接見では被害者2人に被害弁償金を支払うよう勧められた」と明かした。「接見は2回でいずれも10分程度だった」とし、消極的な弁護のあり方を非難した。
その後の公判の推移がこの陳述を裏付けているように思われます。
弁護士会からは、刑事弁護の活性化ということが叫ばれていますが、その根っこの部分にこのような問題があるようです。
但し、このような問題(消極的弁護またはもっと直裁に言えば手抜き弁護)の背景には、国選弁護士の報酬が安すぎるという問題もあることを指摘しておきます。
モトケン (2007年10月14日 17:17) | コメント(25) このエントリーを含むはてなブックマーク (Top)
引用:消極的な弁護? - 元検弁護士のつぶやき
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