2013年2月21日木曜日

まじめに裁判員制度を一度でも考えたことのある人なら責任を感じるというのは 当然のこと<元検弁護士のつぶやき>



責任重い(裁判員制度)

「日々是好日」 経由

裁判員制度 「参加したくない」8割 責任重い/判断に自信ない(ヤフーニュース 2月2日8時1分配信 産経新聞 キャッシュ)

 裁判員を務める場合の不安(複数回答)に関しては「被告人の運命が決まる責任を重く感じる」が64・5%でトップ。

 まじめに裁判員制度を一度でも考えたことのある人なら責任を感じるというのは当然のことだと思います。
 
 私が検事になって初めてバッジをつけたときに、その重さをひしひしと感じました。
 私が初めて起訴状に署名したとき、手が震えそうになり何度もペンを持ち直しました。
 裁判員制度の導入が決まり重大事件がその対象になると知ったとき、真っ先に頭に浮かんだのは死刑事件を担当することになった裁判員の皆さんにかかる重圧のことでした。

 この制度の導入を決定した人の中で、いったい何人がこの「責任の重さ」に思いを致していたのか?
 はなはだ疑問です。
 
モトケン (2007年2月 2日 19:13) | コメント(14) このエントリーを含むはてなブックマーク  (Top)

引用:責任重い(裁判員制度) - 元検弁護士のつぶやき


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