2014年3月12日水曜日
平成4年の控訴審公判において初めて会った被害者の父親と兄 2014年02月08日
山賊という人は、友達が右翼団体をやっていて、その部下というか手下の扱いや教育に呆れたような話をしていたことがありました。他にも暴力団員との関係があるような話を少し耳にしたような気もしますが、私の中の全体的なイメージとしては昔はともかく、割とまじめな生活をしている。
被告訴人KYNの○○設備工業は金沢市黒田にありまして、割と大きめの自宅を兼ねていました。家の裏の方にちょっとした物置のような早期があり、そこに初めは驚いたほどの仕事道具や配管の部品がおいてありました。小屋の外には家の裏庭のようなスペースがけっこう広かったです。
晴れていればその裏庭で少し作業をしたこともあったと思います。家の裏は川沿いの土手になっていました。犀川の支流です。Googleマップで見ましたが川の名前がわかりません。あるいは伏見川になるのかとは思います。
この川の土手沿いの道は東力に住んでいた私のアパートとも近かったので、昭和60年頃からそのあたりを裏道として通行することはありました。川沿いは辺鄙な場所でもありましたが、ゴミ処理場もありました。
川沿いの裏道は私が東力のアパートから高畠の被告訴人OSNのアパートに遊びに行くときもよく利用していた記憶があります。誰かに教えてもらった道でしたが、普通は気がつきそうにもない感じの道でした。
被告訴人KYNの会社を兼ねた家はやや細長い奥行きのある建物で、奥行きだけ見ると2軒分の家にも相当していました。向かって左手にある家がそうでした。左隣の奥の方の家には、朝など4,5人の鳶のような作業着の若者が集まったりしていましたが、そのうち人の姿を見かけなくなっていました。
書きながら当時のことを思い返しているうちに、新たに思い出したことがあるので先に書いておきたいと思います。それは一つ年下の姫出身のHのことです。以降、一つ年下の姫のH、文脈の流れで判別できる場合はたんにHと表記したいと思います。
まず学年ごとの人間関係や出来事について少し説明をしておきたいと思います。学年ごとの特色もありましたが、特に際立ったのは私の一つ年下の学年かと思います。最終的には新聞に大きく載るような暴力事件を起こしました。
隣接する柳田村の柳田中学校の生徒と宇出津の万寿山で、白昼、木刀を持ち寄り決闘をしたという事件です。細かいことは憶えていませんが、能都中学校の方は、私より一つ下の学年が10人ほど、二つ下の学年が3人ほどだったと思います。
もともと柳田中の生徒の方ははったりのつもりだったという話も聞きましたが、能都中の生徒は木刀で思いっきり殴りつけたと聞きます。木刀が折れたり、相手の頭が栗のように大きく割れ、血だらけになったと聞きます。
柳田村との公共の交通手段は今も輪島市まで行くバスしかありません。そのバスに血まみれの生徒が多数いたことで、乗客から警察に通報されて、問題化したと聞きます。
私はその現場にいた能都中の複数から話を聞いているのですが、たしか一面の雪が血の色で真っ赤に染まったと話していました。冬ということになりそうですが、3月の卒業の時期とは離れていたように思います。
地元紙の新聞ですが、一番大きく紙面に報じられ写真も載っていたような記憶があります。それでいて、鑑別所に送られるような生徒はいなかったはずですし、その後の高校進学にも本人の志望校という事情もありますが、ほとんど影響がなかったという感じでした。進学をしなかった生徒もいます。
この私の一つ年下の学年が急速に不良化したのは被告訴人OSNの影響が何よりも大きいと思います。OSNの家の方にも頻繁に出入りしている様子を目にすることがあったと記憶しています。
私の学年ではまじめというか勉強に専念する生徒が多かったです。目立った不良というのもいなかったですが、特異な存在が2名ほどいました。その一人が被告訴人KYNですが、もう一人がTYです。この二人は年下から恐れられ、おさえになっているような存在でもありました。
KYNとTYはタイプの違いはありましたが中学校の頃はいつも一緒にいました。私もTYに呼ばれて、よくKYNの家に行っていました。私もKYNに対しては割と好きなことが言えたのですが、TYは暴力で人を支配するような傾向があったので、かなり気を遣っていました。
私だけでなく、他の同級生も同じような感じだったと思います。本当に特異な存在だったのはTYだけとも言えたのですが、どうも年下の連中から見ると、KYNの方もTYと同じように見えていたようです。TYは口数も少ないこともあり、黙っていて人を威圧するような雰囲気もありました。
この二人は年下から恐れられる一方、年上の方からは目をつけられるようなところもありました。実際に被告訴人OSNは、けっこう長い間、KYNとTYの二人に制裁を加えるというようなことを、大々的ではなかったですが、私の前でも口にしていました。
単に生意気とか目立つという問題ではなかったと思います。やはり一番大きいのは被告訴人HTNのことかと思います。プライベートな問題でもあるので、書くのもどうかと迷うところはあるのですが、人間関係の理解をより正確にしておくことが関係者のより大きな利益の保護にも資すると判断しました。
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